日曜日, 5月 21, 2006

どこまで

空が透きとおり
心とからだが
空の向こうに
吸い込まれていく
光のなくなるところまで

猫を枕に

風薫る 猫を枕に うたた寝す


猫枕 若葉いちまい 舞い降りて


遠い雲 まねた姿で ねこまくら

見知らぬ蝶

見知らぬ模様の蝶が飛ぶ
黒と薄茶が空を舞う

どこから来てどこへ行く
どの花の香りに誘われた

とはいえ知らぬは我ひとり
素性は知らずにしまいたい

見知らぬ模様の蝶が飛ぶ
私だけの蝶が飛ぶ

そよ風と

抜けるような青い空に 吸い込まれてしまいたい

風にのって 

光の届かぬところまで

心だけ

なくなってしまいたい

そよ風の中で

そよかぜと ねこをまくらに うたたねす


猫枕 若葉のくちづけ 気もつかぬ


遠い雲 まねて流れる ねこまくら

そよ風に

そよかぜに ふかれておもう とおいひと