水曜日, 6月 28, 2006

正直に生きること

赤い部屋にともす明かりは
青い色では なりませぬ

青い明かりに写る姿は
真のものではありませぬ

真の明かりに写る姿に
悲しい汚れを確かめて

途方にくれて 泣くのです
陽射しに打たれ打ちひしがれ

もう戻れぬ 赤い部屋
明かりはだいだいにしたという

明かりは黄いに変えておくれ
けれどももう戻りはしない

水曜日, 6月 21, 2006

別れ

何十回もの別れを
何十回もの出会いを
二人は繰り返して

結局は駄目なケースよね
縁のない縁で繋がっているだけなのさ

何もない場所に
何も持たぬ恋人達が
何かを積み上げようと
焦り試み繰り返す

徒労に終わるのよ
何もないところには何も生まれない

永遠に続く別れ
永遠に繰り返される出会い

何もない出会い

水曜日, 6月 14, 2006

白い影

うす暗闇に
浮かび上がる白い花
遠くの光を
身に纏い
不気味に揺れる

真っ暗闇に
何も見えない
触れることで
白い花びらを
感じる指

光あふれる
草原で目を閉じ
闇を感じる
目の中でさえ
闇にあらず

日曜日, 6月 04, 2006

しあわせ

しあわせに慣れていないから
しあわせがへたなの
ぎこちなさと有頂天が
まぜこぜになって
壊れていく

しあわせになってもいいよねえ
しあわせがへたでも
よろこびと淋しさが
まぜこぜになって
壊れていく

金曜日, 6月 02, 2006

悲しい言葉

あなたが好きよと
何度言っても
届かない 届くはずがない
あなたが好きではないから
好きの気持ちがわからないのよ

お可哀想にと
どんな風に言えば
相手に届く 届かないよ
心底お可哀想なら
言葉に出来ないものでしょう

言葉にすればするほど
淋しくなり
言葉だけが虚しく響いて
心がついていけない
魚になりたい